TRPG制作サークル
ひまわりバナナ園
新入生歓迎会
いつの間にかこの世界に存在し、
いつの間にか仲良くなっていたあなたたち。
もっとたくさんのことを知り、「ソウゾウ」を広げたい――
そんな思いから、あなたたちは「サラマンダー総合ガクエン」を訪れることにした。
ガクエンの門をくぐったあなたたちへ、一人の少女が明るく声をかける。
「ようこそ、このガクエンに! じゃあ――銃撃戦しよっ☆」
プレイヤー人数
2~4人
難易度
☆★★(初心者向け)
スタイル
PvE:シナリオ
ゲームモード
スタンダード
キャラクター作成方法
自由
追加ソウゾウ
なし

登場NPC一覧
⚠️ WARNING
ここ以降はシナリオのネタバレを含みます。
プレイヤーとして参加予定の方はこれ以上の閲覧を控えてください。
◆シナリオの読み方
以降のシナリオ本文では、太字で記載されている箇所をNPCなどのセリフ、斜体で記載されている箇所を状況説明として扱う。
◆登場NPCの構成
PL人数が2人の場合は、キョウカとハハネが登場する。
PL人数が3人以上の場合はネイコを追加し、4人の場合はさらにレオンを追加で登場させること。
◆オープニングパート
オープニングパートでは、仲の良いPCたちが「サラマンダー総合ガクエン」を訪れ、「銃撃戦」を申し込まれるまでを演出する。
まずは、PCたちが普段どのような生活を送っているのかを自由に演出してもらおう。
その際、PCたちには最終的に「サラマンダー総合ガクエン」へ向かってほしいことを、あらかじめPLたちへ伝えておくこと。
また、この世界において「ヨウセイ」が「ガクエン」へ入ることは非常に簡単であることも説明しておこう(p.78「ガクエンでのくらし」参照)。
PLたちが「サラマンダー総合ガクエン」へ向かった場合は、ガクエンの様子を描写した後、キョウカがPCたちへ話しかけ、「銃撃戦」を提案してくる。
描写――あなたたちが訪れた「サラマンダー総合ガクエン」は、非常に自由な雰囲気に満ちた場所だった。校内では当たり前のように銃撃戦が行われ、校舎の一部が吹き飛んだかと思えば、すぐ隣では楽しそうに談笑しているヨウセイたちの姿が見える。
キョウカ
「あれ!? 君たち、このガクエンだとあんまり見ないヨウセイだよね?」
キョウカ
「もしかして、このガクエンに入りに来たの?」
キョウカ
「やったー! はじめまして! 私はキョウカだよ!」
キョウカ
「このガクエン、とっても自由だから、誰の許可とかも取らずに入れちゃうんだよね」
キョウカ
「ようこそ、このガクエンに! じゃあ――銃撃戦しよっ☆」
キョウカ
「新しい仲間を歓迎して、歓迎会ってことで!」
ここでGMは、この世界において「銃撃戦」が非常にポピュラーな“遊び”であることをPLへ説明すること(p.79「銃撃戦」参照)。
キョウカ
「よし! じゃあさっそく……って言いたいところなんだけど、今は私ひとりだけなんだよね。人数が合わないや」
キョウカ
「銃撃戦は明日の放課後にやるとして、まずはこのガクエンでの暮らしを楽しんでいってよ!」
キョウカ
「色んなソウゾウを閃ける『ジュギョウ』に、みんなで仲良く『コウリュウ』! それに、銃撃戦に備えて私たちのことを『チョウサ』するのもいいよね!」
キョウカ
「じゃあ、また明日! 放課後に!」
描写――キョウカと名乗ったヨウセイは、手を振りながら去っていった。
明日の放課後に行われる「銃撃戦」まで、あなたたちはガクエンでの生活を送ることになる。
◆ガクエンパート
ガクエンパートは2サイクルで進行する。
NPCがシーンに登場する場合は、下記のセリフ例を参考に演出を行うこと。
【キョウカ】
キョウカ
「あ! また会ったね! どうしたの?」
キョウカ
「これが私の武装、『キューティーシューター』っていうんだ! 飛びっきりかわいくなるように、いっぱいデコレーションしたんだよ!」
キョウカ
「実は私、アイドルしてるんだ! 知ってる? アイドル! 歌って踊って、キラキラで楽しいんだよ! 旧人類も面白いこと考えるよね!」
キョウカ
「ルールを守るの、ちょっと苦手なんだぁ。難しくって。だからね、自由なこのガクエンがとっても好き なんだ!」
キョウカ
「歌を歌うのが好きなんだ! だから、旧人類ของ歌を調べてるヨウセイの子に、いろんな歌を教えてもらったりしてるの!」
【ハハネ】
ハハネ
「あら~、はじめまして~。もしかして、キョウカちゃんが言ってた銃撃戦の子? 私はハハネよ~。よろしくね~」
ハハネ
「私のこの武装はね、『抱擁のまなざし』っていうのよ。後ろからでもみんなを見守って、力になれますように……って思いを込めたの」
ハハネ
「こう見えても、機械をソウゾウするのが得意なの。困ってる子の助けになるような機械を、いろいろ作ってるのよ~」
ハハネ
「靴を作るのがねぇ、どうしても苦手なの。かわいいヒールを作ろうとしても、すぐ折れちゃうのよ~」
ハハネ
「お天気が好きなの。きれいなお空って、気分も明るくなるでしょ? ……あ、でも雨も好きよ~。雨の日って、なんだか心がゆっくりできるもの」
【ネイコ】
ネイコ
「あんた、新入生? 変なことしてないでしょうね? ……まぁいいわ。あたしはネイコよ」
ネイコ
「なに? 私の武装? 武装はこのハンドガンだけど、メインはこっちのシールドね。名前? 名前は……『ヒーローキャット』よ……」
ネイコ
「……ヒーローみたいになりたいの! 悪い!?」
ネイコ
「あんまり人には言わないでほしいんだけど、アクセサリー作るのが得意なの。みんなのアクセサリーも、実はあたしが作ったのよ」
ネイコ
「動物は苦手なのよ。どう接したらいいかわからないし……。ハハネがあたしの頭をなでてくるみたいな感じで接すればいいのかもしれないけど……」
ネイコ
「ルールは好きよ。っていうか、守らないやつが嫌い。キョウカのことは友達だと思ってるけど、ルールを守ってくれないのは困ってるのよね」
【レオン】
レオン
「やあ、はじめまして。君、キョウカと銃撃戦するんだろ? 僕はレオン。キョウカの友達で、仲間だよ 」
レオン
「僕はショットガンを二丁ソウゾウして戦うんだ。名前は『東風(こち)』と『西風(ならい)』。……かっこいいだろ?」
レオン
「僕は風をソウゾウするのが得意なんだ。穏やかで、気持ちのいい風をね。この武装も、風をソウゾウするのが得意だから、その名前を付けたんだ」
レオン
「ゲームは苦手なんだ。その……ピコピコ操作する感じが、どうしてもわからなくてね。やっぱり体を動かす方が得意かな」
レオン
「いろんな服を着るのが好きなんだ。服を変えると、それだけで違う自分になれるような気がしてね」
◆ミーティングパート
ネイコのキャラクターシートが公開されており、【命中】1の「武装」を使用しているPCがいる場合、GMはネイコの《ライオットシールド》の効果について説明すること。
そのうえで、《ライオットシールド》が【命中】1の「武装」をほぼ完封できる性能を持つことを伝え、対策として《アンチマテリアル》の取得を推奨するとよい。
◆銃撃戦
・銃撃戦前の演出
描写――放課後。PCたちは、サラマンダー総合ガクエンの外れに存在する、旧人類の遺跡を再現した銃撃戦会場を訪れた。
そこでは、キョウカたちが待っていた。
キョウカ
「楽しみにしてたんだ! じゃあ、楽しい銃撃戦にしようね!」
ハハネ
「うふふ~、楽しみねぇ~」
ネイコ
「ぜっったいに負けないんだから!!」
レオン
「僕は負けるのが嫌いなんだ。だから勝つよ」
◆戦場シート
「戦場シート」は「旧人類跡地での戦い」を使用する。
◆NPCの銃撃戦での立ち回り
キョウカ
キョウカは、「廃墟の壁」に囲まれた中央エリアからPCたちへ攻め込み続けることを基本戦術とする。
【SP】の低いキョウカは積極的に《射撃》を行い、「ウルトラソウゾウ」の発動を狙うとよいだろう。
ハハネ
ハハネは《武装放棄》で【移動力】を確保したうえで、[B-2]の「大型車」上への移動を目指す。
[B-2]はPC陣営の[拠点]へ「射線」が通っているため、ここに陣取ったハハネはPLたちにとって大きな脅威となる。
ネイコ
ネイコがいる場合は、PC陣営からハハネへの「射線」を遮り、彼女を守るように立ち回る。
回避タンクであるネイコは無理に《射撃》を行う必要はなく、他キャラクターが仕留め損ねたPCへの追撃程度に留めるとよい。
レオン
レオンがいる場合は、基本的にはキョウカと同様に中央エリアからPC陣営へ攻め込ませる。
ただし、PC陣営のスナイパーが[I-9]の「大型車」を目指している場合は、その行動を妨害するため、優先して接近させたい。近距離戦を苦手とするスナイパーに対し、ショットガン を持つレオンは非常に大きな脅威となるだろう。
◆エンディングパート
▼PCが勝利した場合
キョウカ
「みんな強かった~! でも、楽しかったね!」
ハハネ
「あらあら~、これは期待の新入生ね~」
ネイコ
「やるじゃない。まぁ、認めてあげないこともないわ」
レオン
「あー! 悔しい! またやろう、今度は僕たちが勝つから!」
▼PCが敗北した場合
キョウカ
「よかった~、勝てた~! みんな強かったから危なかったよ!」
ハハネ
「よかったわぁ。でも、みんなもこれで終わりじゃないでしょ? またやりましょうね~」
ネイコ
「あんたたちも強かったわよ。でも、あたしたちが強すぎたのね!」
レオン
「今回は僕の方に風が吹いてたってことだね」



