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芸術は爆発だ!?

「ウンディーネ芸術ガクエン」で、思い思いのソウゾウにいそしむあなたたち。

そんなある日、ガクエンの校庭から、

すべてを揺るがすような大爆発の音が鳴り響いた。

爆煙の中にそびえ立っていたのは、大量の銃器を取り付けた、摩訶不思議な塔。

無差別爆破を続けるその塔を前に、オカルト研究部はひとつの提案を持ちかける。

――「あの宇宙的タワーを使って、銃撃戦をしよう」

爆発する芸術を舞台に、銀河的浪漫に満ちた「銃撃戦」が始まる!

プレイヤー人数

2~4人

難易度

☆☆★(中級者向け)

スタイル

PvE:シナリオ

ゲームモード

サボタージュ

キャラクター作成方法

コンストラクション推奨

追加ソウゾウ

+2

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登場NPC一覧

シオン.png
シオン

「ソウゾウの真理とは宇宙――すなわち、銀河的浪漫なのだよ」

ガクエン

ウンディーネ芸術ガクエン

外見性別

女性

オオキサ

​ナミ

武装種別

武装名

​AR
宇宙的万物ソウゾウ学

ウンディーネ芸術ガクエンで、「オカルト研究部」という名の「ブカツドウ」の部長を務めているヨウセイ。

「銀河的浪漫」という独特な価値観を愛する、不思議ちゃんな少女。

UFOや宇宙人といった、SF系オカルトをこよなく愛している。

クララ.png
クララ

「やっべ、なにあれ? 宇宙人的なタワー? 超ウケるんだけど」

ガクエン

ウンディーネ芸術ガクエン

外見性別

男性

オオキサ

デカ

武装種別

武装名

SMG
なかよしの証

ウンディーネ芸術ガクエンで、「オカルト研究部」という名の「ブカツドウ」に所属しているヨウセイ。

オカルトについて特別詳しいわけではないが、「オカルト研究部」の仲間たちが好きで、一緒に活動している。

みんなと過ごしていくうちに、少しずつオカルトそのものにも興味を持つようになった。

テルミ.png
テルミ

「べ、べつに! 俺は怖がってなんかねーし!」

ガクエン

ウンディーネ芸術ガクエン

外見性別

男性

オオキサ

チビ

武装種別

武装名

SR
テルミ式狙撃銃

ウンディーネ芸術ガクエンで、「オカルト研究部」という名の「ブカツドウ」に所属しているヨウセイ。

苦手なオカルトを克服するため、あえて「オカルト研究部」に入部した。

癖の強いメンバーたちには呆れ気味だが、なんだかんだで長い付き合いになっている。

クレハ.png
クレハ

「我らオカ研が、貴様らの相手をしてやろう……ふっ」

ガクエン

ウンディーネ芸術ガクエン

外見性別

女性

オオキサ

ナミ

武装名

武装名

HG
†ダーク・イーグル†

ウンディーネ芸術ガクエンで、「オカルト研究部」という名の「ブカツドウ」に所属しているヨウセイ。

漫画に強く影響を受けており、まるで作中キャラクターのような独特な口調で話す。

「オカルトってなんかかっこいい」という理由だけで、「オカルト研究部」に所属している。

ChatGPT Image 2026年5月23日 18_19_19-Photoroom.png
ミズカ

「芸術は……爆発だーーー!!!」

ガクエン

ウンディーネ芸術ガクエン

外見性別

女性

オオキサ

チビ

武装名

武装名

GL
エウレーカ!!!

良くも悪くもウンディーネ総合ガクエンで最も有名な「ヨウセイ」。

「芸術は爆発だ」という持論を掲げ、他の「ヨウセイ」が「ソウゾウ」したものを爆破して回っている。

この世界では普及率が低い「グレネードランチャー」を愛用している

⚠️ WARNING

ここ以降はシナリオのネタバレを含みます。
プレイヤーとして参加予定の方はこれ以上の閲覧を控えてください。

◆シナリオの読み方

以降のシナリオ本文では、太字で記載されている箇所をNPCなどのセリフ、斜体で記載されている箇所を状況説明として扱う。

◆登場NPCの構成

PL人数が2人の場合は、シオンとクララが登場する。

PL人数が3人以上の場合はテルミを追加し、4人の場合はさらにクレハを追加で登場させること。

ミズカは銃撃戦には参加せず、オープニングパートと銃撃戦後の演出にのみ登場する。

ただし、銃撃戦中に外野で騒いでいるものとして演出を行ってもよい。

◆オープニングパート

オープニングパートでは、PCたちが「ウンディーネ芸術ガクエン」で日常を過ごしている最中、突如として発生した爆発音をきっかけに、ミズカのソウゾウした自動反撃タワー「オカモトクン」と出会うまでを演出する。

まずは、PCたちが普段どのような生活を送っているのかを自由に演出してもらおう。
その際、PCたちには最終的に「ウンディーネ芸術ガクエン」内で発生した爆発音のもとへ向かってほしいことを、あらかじめPLたちへ伝えておくこと。

描写――あなたたちが日常を過ごしていると、突然、ガクエン中に響き渡るような轟音が鳴り響いた。

空気が震え、窓が揺れ、遠くの方から「芸術は爆発だーーー!!!」という叫び声が聞こえてくる。

描写――爆発音の発生源へ向かうと、そこには広場の中央にそびえ立つ、奇妙な塔のようなものがあった。

それは巨大な顔のようにも、旧人類の芸術作品のようにも、宇宙から飛来した謎の装置のようにも見える。

ミズカ

「見よ! これこそが、我が新たなる芸術!」

ミズカ

「自動反撃タワー――オカモトクンだーーー!!!」

ミズカ

「攻撃されたら爆撃する! 見られたら爆撃する! 近づかれたら爆撃する!」

ミズカ

「つまりこれは、鑑賞者と作品が互いに影響を与え合う、超参加型爆発芸術なのだ!」

描写――ミズカが高らかに叫んだ直後、オカモトクンの側面が光り、近くにあった何も悪くないベンチが爆発した。

ミズカ

「よし! 試運転は完璧!」

ミズカ

「では私は、次なる芸術を探しに行く! さらばだーーー!!!」

描写――ミズカは満足げに頷くと、爆風に背中を押されるようにして、その場から走り去っていった。

後には、広場の中央にそびえ立つ「オカモトクン」と、呆然とするヨウセイたちだけが残される。

ここでGMは、ミズカがウンディーネ芸術ガクエンで非常に有名なヨウセイであり、他のヨウセイがソウゾウしたものを「芸術」と称して爆破して回る困った存在であることを説明すること(p84)。

その後、PCたちと同じように騒ぎを聞きつけたシオンとクララが登場する。

シオン

「ふむ……これは、実に興味深い」

シオン

「この形状、この反応、この無意味なまでの主張……間違いない」

シオン

「これは、宇宙からのメッセージだよ」

クララ

「いやいやいや、ミズカが作ってたじゃん。めっちゃ今見てたじゃん」

クララ

「でも、なにあれ? 宇宙人的なタワー? 超ウケるんだけど」

シオン

「目の前でソウゾウされたからといって、宇宙との関係性を否定する理由にはならないよ」

シオン

「むしろ、ミズカが宇宙からの啓示を無意識に受信し、この形状をソウゾウした可能性すらある」

クララ

「部長、話飛びすぎじゃない?」

シオン

「いずれにせよ、これは我々オカルト研究部が調査すべき案件だ」

シオン

「だが、ただ観察するだけでは足りない」

シオン

「このオカモトクンは、攻撃に対して反応する。ならば、もっとも効率よく反応を引き出す方法はひとつ」

クララ

「あー、わかった。銃撃戦っしょ?」

シオン

「その通り」

シオン

「君たち、もしよければ我々オカルト研究部と、オカモトクンを使った銃撃戦を行わないかい?」

シオン

「勝利条件は簡単、あの宇宙的タワーを破壊することだ」

クララ

「せっくだしさ、ただ眺めてるより遊んだ方が楽しくない?」

クララ

「オカルト研究部と、爆発タワーと、銃撃戦! うん、情報量ヤバいね!」

シオン

「銃撃戦は明日の放課後にしよう。オカルト研究部の仲間たちにも、この素晴らしい観測機会を伝えておくよ」

描写――そう言うと、シオンとクララは去っていった。

明日の放課後、あなたたちはオカルト研究部と、謎の自動反撃タワー「オカモトクン」を交えた銃撃戦を行うことになる。

◆ガクエンパート

ガクエンパートは2サイクルで進行する。
NPCがシーンに登場する場合は、下記のセリフ例を参考に演出を行うこと。

【シオン】

シオン

「やあ、再び会ったね。私はシオン。オカルト研究部の部長にして、銀河的浪漫の探究者だよ」

シオン

「私の武装は『宇宙的万物ソウゾウ学』。形としてはアサルトライフルだが、本質は宇宙との交信装置と言っていい」

シオン

「得意なものは、もちろんオカルトだよ。UFO、宇宙人、未確認飛行物体、旧人類の残した不可思議な記録……どれも銀河的浪漫に満ちている」

シオン

「苦手なもの? アイドル、かな。あの眩しさは、私には少々近すぎる恒星のようでね。観測には適しているが、直視には向かない」

シオン

「化学は好きだよ。目に見えないものが反応し、まったく別の形へ変わる。あれは、とても小さな宇宙の営みだと思わないかい?」

【クララ】

クララ

「あ、来た来た! ちゃんとした挨拶はしてなかったね!アタシはクララ! よろしくね!」

クララ

「アタシの武装は『なかよしの証』! サブマシンガンなんだけど、アーマーとかシールドも合わせて、みんなを守る感じで戦うんだよね」

クララ

「得意なのはダンス! 体動かすの好きだし、リズムに乗ってるとテンション上がるじゃん? 銃撃戦もノリ大事だよ、ノリ!」

クララ

「苦手なのは地面かなー。いや、地面っていうか、ずっと足つけてじっとしてるのが無理。高いとこ行ったり、ぴょんぴょん動いたりしてたいんだよね」

クララ

「最近、オカルトもちょっと好きになってきたんだ。最初はみんなと一緒にいるのが楽しかっただけなんだけど、なんか変な話って聞いてるとクセになるんだよね」

【テルミ】

テルミ

「あ? なんだよ。明日銃撃戦するやつらか。俺はテルミ。言っとくけど、負ける気はねーからな」

テルミ

「武装は『テルミ式狙撃銃』。スナイパーライフルだ。遠くからきっちり狙って撃つ。変な名前とかじゃねーし、いい感じの名前が思いつかなかったんだよ」

テルミ

「なぜか俺が料理をソウゾウしようとすると、なぜか全部ゲテモノになっちまうんだよな……なんでなんだよ」

テルミ

「苦手なのはオカルトだよ! 悪いか! 見えないとか、正体不明とか、そういうのが一番困るんだよ!」

テルミ

「なんで、アイツらといるのかって……?別にそれは……お前には関係ねーだろ!」

テルミ

「そうだよ!おもちゃが好きなんだよ!悪いかよ!旧人類には色々カッコイイおもちゃがあったんだよ」

【クレハ】

クレハ

「ふっ……よくぞ我が前に現れたな。我はクレハ。オカルト研究部に名を連ねし、闇を識る者だ」

クレハ

「我が武装の名は『†ダーク・イーグル†』。ハンドガン……いや、あえて言うならば、漆黒の意志を宿したリボルバーだ。かっこいいだろう?」

クレハ

「得意とするものはオカルトだ。怪異、呪い、未確認の存在……そういったものには、心を震わせるだけの力がある」

クレハ

「苦手なものは服だ。いや、嫌いという意味ではない。我の内なる世界観に完全に合致する服がソウゾウできぬだけだ」

クレハ

「好きなものは漫画だ。特に、強大な敵と宿命を背負った主人公が対峙する場面はいい。魂が燃える。私もいつか、ああいう登場をしてみたいなぁ」

◆銃撃戦

・銃撃戦前の演出

描写――放課後。PCたちは、ウンディーネ芸術ガクエンの芸術広場を訪れた。

広場の中央には、昨日ミズカがソウゾウした自動反撃タワー「オカモトクン」がそびえ立っている。

その表面は不気味に光り、時折、意味もなく煙を噴き出していた。

描写――広場の反対側では、シオンたちオカルト研究部のヨウセイが、あなたたちを待っていた。

シオン

「来たね。銀河的浪漫を解き明かす準備はできているかい?」

クララ

「お、来た来た! 今日は派手にいこ!」

テルミ

「本当にあれ使ってやるのかよ……。いや、やるけどな! 怖くねーし!」

クレハ

「ふっ……爆炎の塔へと挑む戦いか。舞台としては申し分ない」

描写――その時、オカモトクンの頂点が赤く光り、広場の端に置かれていた謎のオブジェが爆発した。

クララ

「うわ、始まる前から元気じゃん」

シオン

「素晴らしい。オカモトクンもまた、この銃撃戦を望んでいるようだ」

シオン

「それでは始めよう」

シオン

「オカルト研究部と、君たちと、そしてオカモトクンによる――銀河的銃撃戦を!」

◆戦場シート

「戦場シート」は「オカモトクン広場での破壊工作」を使用する。

◆NPCの銃撃戦での立ち回り

シオン

シオンは、「オカモトクン」へダメージを与えることを最優先とする。
【SP】の低いシオンは、「オカモトクン」へ積極的に《射撃》を行うことで、早期に《レーザー》の使用条件を満たすことができる。

《レーザー》が使用可能になった後は、「オカモトクン」ごと、その向こう側にいるPCを巻き込める位置から発動し、複数の対象へ同時にダメージを与えることを狙おう。

クララ

クララは《武装放棄》によって【移動力】を確保したうえで、[E-6]~[G-7]付近への移動を目指す。
その後はPCたちの「射線」上に立つことで、「オカモトクン」への《射撃》を妨害することを優先する。

クララはタンク役であるため、基本的には〔手ぶら〕状態を維持しながら、《射撃》への妨害に専念させよう。
また、《ゾンビアタック》を習得しているため、一度戦線を離脱しても前線へ復帰しやすい。

テルミ

テルミがいる場合、[F-1]を主な拠点とし、「オカモトクン」や「射線」の通ったPCに対して《狙撃》を宣言した後、《射撃》を行う。

自身の《射撃》によってPCへトドメを刺せる場合はそちらを優先する。
そうでない場合は、「オカモトクン」への《射撃》を優先し、「オカモトクン」の早期の破壊を目指すようにしよう。

クレハ

クレハがいる場合は、まず[H-9]に配置された「誰かがソウゾウしたバリスタ」への到達を目指す。
[H-9]へ移動した後は、《狙撃》を使用したうえで、自身の「武装」または[固定砲台]による《射撃》を行い、ダメージディーラーとなるPCを優先的に《射撃》しよう。

《クリティカルヒット》を習得しているクレハは[固定砲台]との相性が非常によく、高いダメージを安定して狙うことができる。
そのため、可能な限り[H-9]を維持しながら継続的に《射撃》を行わせるとよい。

◆エンディングパート

▼PCが勝利した場合

描写――破壊されたオカモトクンの盛大な爆発とともに銃撃戦は終了した。

広場には爆発の跡が残っているが、不思議とどこか楽しげな空気が漂っていた。

シオン

「見事だよ。君たちはオカモトクンの反応を読み切り、我々を上回った」

シオン

「これは、重要な観測結果と言えるね」

クララ

「うわー、負けた! でも超楽しかった!」

クララ

「爆発タワーを破壊する銃撃戦、思ったよりアリかも。いや、毎回はちょっと困るけど!」

テルミ

「くっそー……。アイツさえなければ、もうちょい狙いやすかったんだけどな」

テルミ

「でもまあ、強かったのは認めるよ。次は負けねーからな」

クレハ

「ふっ……我らを退けるとは、なかなかの力だ」

クレハ

「いいだろう。貴様らの名、我が記憶の書に刻んでおく」

描写――そこへ、どこからともなくミズカが現れる。

ミズカ

「素晴らしい! オカモトクン最期の大爆発!最高の芸術じゃないか!!」

ミズカ

「つまりこれは、芸術的大成功ということだーーー!!!」

描写――ミズカが叫んだ瞬間、オカモトクンの残骸から小さな爆発が空に上がった。

それは危険というより、どこか祝福の花火のようにも見える爆発だった。

▼PCが敗北した場合

描写――破壊されたオカモトクンの盛大な爆発とともに銃撃戦は終了した。

広場には爆発の跡が残っているが、オカルト研究部のヨウセイたちは満足げな表情を浮かべている。

シオン

「どうやら今回は、我々の方に勝利のコズミック女神が微笑んだようだね」

シオン

「だが、君たちの動きも実に興味深かった。次はさらによい観測ができそうだ」

クララ

「やったー! 勝った! でも、めっちゃオカモトクンに爆破されたんだけど!」

テルミ

「よしっ……! 勝った!」

テルミ

「……いや、べつに途中でお前らにビビって位置変えたわけじゃねーし。戦術だし」

クレハ

「ふっ……これが、闇を識る者たちの力だ」

クレハ

「だが貴様らも悪くなかった。再戦を望むなら、いつでも我らの扉を叩くがいい」

描写――そこへ、どこからともなくミズカが現れる。

ミズカ

「素晴らしい! オカモトクン最期の大爆発!最高の芸術じゃないか!!」

ミズカ

「つまりこれは、芸術的大成功ということだーーー!!!」

描写――ミズカが叫んだ瞬間、オカモトクンの残骸から小さな爆発が空に上がった。

それは危険というより、どこか祝福の花火のようにも見える爆発だった。

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