TRPG制作サークル
ひまわりバナナ園
ガンスタイル・オンライン
ノームアカデミックガクエンに、新たな「戦場」がオープンした。
色鮮やかなフィールド。
戦況を映し出す巨大モニター。
そして、各地に配置された複数の占領地。
勝利に必要なのは、敵を倒すことだけじゃない。
仲間と連携し、エリアを奪い、より多くの場所を自分たちの色に染め上げること
――「こんな面白そうな戦場、遊ばないなんてもったいないよ!」
プレイヤー人数
2~4人
難易度
☆☆★(中級者向け)
スタイル
PvE:シナリオ
ゲームモード
ドミネーション
キャラクター作成方法
自由
追加ソウゾウ
なし

登場NPC一覧
⚠️ WARNING
ここ以降はシナリオのネタバレを含みます。
プレイヤーとして参加予定の方はこれ以上の閲覧を控えてください。
◆シナリオの読み方
以降のシナリオ本文では、太字で記載されている箇所をNPCなどのセリフ、斜体で記載されている箇所を状況説明として扱う。
◆登場NPCの構成
PL人数が2人の場合は、ロルナとエレナが登場する。
PL人数が3人以上の場合はスプラを追加し、4人の場合はさらにデュティを追加で登場させること。
◆オープニングパート
オープニングパートでは、PCたちがノームアカデミックガクエンでロルナたちと出会い、新たに作られた「戦場」で「銃撃戦」を行うことになるまでを演出する。
本シナリオには「ガクエンパート」と「ミーティングパート」が存在しない。
オープニングパート終了後、登場するNPC全員 のキャラクターシートを公開し、即座に「銃撃戦」へ移行すること。
まずは、PCたちがノームアカデミックガクエンでどのような時間を過ごしているのか、自由に演出してもらおう。
PCたちの日常がある程度描写されたところで、ロルナとエレナがPCたちのもとを訪れる。
描写――ノームアカデミックガクエンでは、今日も多くのヨウセイたちが研究に夢中になっている。
巨大なモニターへ向かって旧人類のゲームを遊ぶ者。自らソウゾウした装置を操作する者。研究の結果か、どこからか爆発音も聞こえてくる。
そんなガクエンの中で過ごしているあなたたちのもとへ、よく似た姿をした二人のヨウセイが駆け寄ってきた。二人はあなたたちともよく「銃撃戦」をしているロルナとエレナだ。
ロルナ
「いたいた! みんな、探したよ!」
エレナ
「ロルナ、走らなくても逃げないって。……急にごめんね。みんなに頼みたいことがあるんだ」
ロルナ
「実はね、ガクエンに新しい戦場ができたんだよ!」
ロルナ
「旧人類のオンラインゲーム『ガンスタイルオンライン』を参考にして作られた、ゲーム風の戦場なんだって!」
エレナ
「今回の銃撃戦では、複数のエリアを奪い合って、より広い場所を占領した陣営が勝利する。単純だけど、連携と判断力が重要になる戦場らしいよ」
ここでGMは、今回の銃撃戦では「ゲームモード」の「ドミネーション」を使用することをPLたちへ説明する。必要に応じて、敵を倒すことだけではなく、[占領地]を占領することが勝利に繋がることも伝えておくとよい。
ロルナ
「こんな面白そうな戦場ができたなら、すぐに遊ぶしかないよね!」
ロルナ
「だから、わたしたちと銃撃戦しようよ!」
エレナ
「アタシたちだけで遊ぶより、みんなと戦った方が面白そうだからね」
ロルナ
「チームでエリアを奪い合って、最後にたくさん占領してた方が勝ち!」
ロルナ
「すっごくゲームっぽいルールでしょ?」
PCたちが「銃撃戦」を行うことに同意 してくれたら。
ロルナ
「それじゃあ、ガンスタイルオンラインにログインだー!」
描写――ロルナが元気よく腕を掲げると、戦場へ続く扉が開かれた。
その向こうには、旧人類のオンラインゲームを思わせる、色鮮やかで人工的な戦場が広がっている。
戦場には、陣営ごとの色に染まる3つの占領エリアが設置されていた。
こうしてあなたたちは、新たな戦場を舞台とした占領戦へ挑むこととなった。
◆キャラクターシートの公開
「オープニングパート」終了後、GMは今回登場するNPC全員のキャラクターシートをPLたちへ公開すること。
本シナリオでは、NPCのキャラクターシートを確認した後に「ガクエンパート」や「ミーティングパート」を行う時間は設けられていない。
キャラクターシートの公開が完了したら、即座に「銃撃戦」へ移行すること。
◆銃撃戦
・銃撃戦前の演出
描写――戦場へ入ると、あなたたちの周囲を無数の光が駆け抜けた。
地面や壁には鮮やかな模様が描かれ、戦場の各所には占領状況を示す装置が設置されている。
頭上に浮かぶ巨大なモニターには、両陣営の名前と現在の占領状況が表示されていた。
描写――戦場の反対側では、ロルナたちが武装を構えながら、あなたたちを待っている。
ロルナ
「やっほー!楽しいゲームにしーねー!」
エレナ
「みんな、相手の動きを見ながら、一つずつ確実に取っていこう」
スプラ
「占領地を俺たちの色に染めてやろうぜ! !」
デュティ
「今回は敵を倒すことだけが勝利条件じゃない、か」
ロルナ
「準備はいい?」
ロルナ
「目指すは全エリア占領! そして、このゲームのチャンピオンだよ!」
エレナ
「……ゲームスタート!」
描写――開始を告げる電子音が戦場全体に鳴り響く。
同時に、各 地の占領エリアが光を放ち、両陣営のヨウセイたちは一斉に駆け出した。
◆戦場シート
「戦場シート」は「ゲーム風の占領戦」を使用する。
◆NPCの銃撃戦での立ち回り
ロルナ
ロルナは常にエレナと行動を共にし、基本的には二人で中央エリアの[占領地]を制圧することを目指す。
ロルナは回避タンクであるため、[占領地]の効果を使用して〔無防備〕状態になることは非常に危険である。まずはエレナと協力して、[占領地]付近にいる敵陣営のキャ ラクターを〔死亡〕させよう。
周囲の安全を確保した後は、[占領地]の効果を使用するエレナを守り、敵陣営による妨害を防ぐように立ち回るとよい。
エレナ
エレナは常にロルナと行動を共にし、基本的には二人で中央エリアの[占領地]を制圧することを目指す。
ダメージディーラーであるエレナは、[占領地]付近にいる敵陣営のキャラクターへ積極的に《射撃》を行い、占領を妨害する敵を排除しよう。
回避タンクであるロルナに[占領地]の効果を使用させることは危険なため、基本的にはエレナが占領を担当し、ロルナに自身を守らせるように立ち回るとよい。
スプラ
スプラがいる場合は、中央エリア以外にある、敵陣営のキャラクターが多い[占領地]へ向かわせよう。
スプラの「武装」は、[占領地]付近に集まった複数のキャラクターを《掃射》によってまとめて攻撃することに適している。
そのため、敵陣営のキャラクターが複数集まっている[占領地]を優先して狙い、《掃射》で敵を一掃した後に占領を行うようにするとよい。
デュティ
デュティがいる場合は、中央エリア以外にある、敵陣営のキャラクターが少ない[占領地]へ向かわせよう。
デュティは接近戦における一対一の戦闘を得意としているため、少人数で争われている[占領地]で真価を発揮する。
また、高い耐久力を持つデュティは、〔無防備〕状態となる危険を伴う占領にも高い適性を持つ。敵を排除した後は、そのままデュティに[占領地]の効果を使用させるとよい。
◆エンディングパート
▼PCが勝利した場合
描写――銃撃戦の終了を告げる電子音が鳴り響く。
頭上の巨大なモニターには、PC陣営の勝利を示す文字が大きく表示された。
あなたたちが占領したエリアが、戦場を鮮やかな色へと染めている。
ロルナ
「うわー! 負けたー!」
ロルナ
「みんな、エリアを取るの上手すぎるよ! 」
エレナ
「敵を倒すことだけじゃなくて、きちんと全体を見て動いてた。完敗だね」
スプラ
「いやー、やられた! でもナイスゲームだったな!」
スプラ
「次は戦場全部、俺たちの色に染めてやるからな!」
デュティ
「見事だった。連携では、こちらが一歩及ばなかったらしい」
ロルナ
「よーし、もう一回やろう!」
エレナ
「ロルナ、まずは反省会。それから再戦ね」
ロルナ
「えー! すぐやりたいのに!」
描写――勝敗が決まった後も、ロルナたちは戦場での動きを振り返りながら、楽しそうに銃撃戦について語り続けている。
あなたたちは新たな戦場での初試合を制し、ノームアカデミックガクエンでの楽しい一日を過ごした。
▼PCが敗北した場合
描写――銃撃戦の終了を告げる電子音が鳴り響く。
頭上の巨大なモニターには、ロルナたちの陣営の勝利を示す文字が大きく表示された。
戦場の多くは、彼女たちの陣営を示す色に染まっている。
ロルナ
「やったー! わたしたちの勝ち!」
ロルナ
「今回が私たちがチャンピオン、ね!」
エレナ
「うん。みんなが役割を果たした結果だね」
エレナ
「でも、君たちも強かったよ。一つ判断を間違えてたら、こっちが負けてたかも」
スプラ
「ナイス!ナイス!ナイス!」
描写――スプラは何度もジャンプして喜んでいる。
デュティ
「いい試合だった。また戦う価値はある」
ロルナ
「次はみんなが勝つかもしれないし、もう一回やろうよ!」
エレナ
「その前に、今回の試合を見直さないとね。次はもっと強くなれるよ」
描写――勝敗が決まった後も、 ロルナたちはPCたちと共に試合の内容を振り返り、楽しそうに次の作戦を考え始めた。
こうして、新たな戦場で行われた最初の銃撃戦は幕を閉じた。
しかし、この戦場で繰り広げられるゲームは、これからも続いていくのだろう。



